ほんごさとこ@スモーキーヴォイス#009

2018/02/24(sat) テレビ神奈川 27:00~27:15
ほんごさとこ@スモーキーヴォイス#009
27:30からはYouTubeで
温故知新

デューク・エリントン

1974年5月24日。ニューヨーク市内の病院の一室で、75才の男が息を引き取りました。
サー・デューク・エリントン。
黒人ジャズミュージシャンのなかで、「サー」と呼ばれるのは彼だけです。
それほど尊敬されたピアニスト、作曲家、そして最も偉大な、バンドリーダー。
彼の死の2年後、同じ黒人ミュージシャンであるスティービー・ワンダーは「サー・デューク」という曲を発表。現在でも世界中で愛唱されています。
1899年、ワシントンDCに生まれたエリントン。父親がホワイトハウスの執事であったことからも、比較的裕福な家庭に育ったことがわかります。
小学生のころから正式なピアノ教育も受けた彼は、のちにこんな言葉を残しています。
「私の音楽に対する勉強は、G♭とF♯の違いを学んだことから始まった」
多くの黒人ミュージシャンがそうであったように、彼もまた人種差別に果敢にいどんでいきました。そんな「姿勢」とたぐいまれな音楽的才能によって、後世の黒人ジャズメンの精神的支柱となっていきました。
エリントンといえば「コットン・クラブ」。
この高級ナイトクラブの専属バンドとして働いたことが、彼の芸歴の出発点といっても過言ではないでしょう。
小さなコンボ編成の演奏も数多く残しているデュークですが、彼が生涯こだわり続けたのがビッグ・バンド。
その洗練されたサウンドは当時のアメリカのファンを熱狂させたようです。
彼の右腕といわれた、バンドのピアニストであった「ビリー・ストレイホーン」の作曲による
「Take the A train」をはじめ、「スィングしなけりゃ意味ないね」「イン・ア・センティメンタル・ムード」「Cジャムブルース」「パーディド」「サテン・ドール」「ソフィスティケイテッド・レディ」「ソリチュード」「ムード・インディゴ」「キャラバン」など、現代のスタンダードの数々が彼のビッグバンドから送り出されました。
彼のバンドには「楽譜」というものが無かったそうです。
エリントンが曲を書き、それを聴いたメンバーがそれぞれハーモニーをつける。
それほどまでにメンバーひとりひとりを信頼していたのです。
そこには音楽では分析できない独特なハーモニーが生まれ、やがて独特なエリントンサウンドになっていったのでしょう。
エリントンの反差別運動を良く表す言葉として次のようなものがあります。
「ジャズという言葉も問題の一部だな。この言葉からはニューオリンズの売春宿の連想が完全に消えないんだ。私たちがやっているのは“黒人音楽”と呼ぶべきなんだ。」
BGM
Take The _A_ Train
Carvan
ライブ
in a mellow tone / ほんごさとこ
in a mellow tone / デューク・エリントン/ミルト・ガブラー(作詞)
注目のアーティスト
飯田俊明
※注目のアーティストは、権利上の都合でアップロードしていません。
次回#010予告
温故知新
ファッツ・ウォーラー
BGM
Honeysuckle Rose
Ain’t Misbehavin’
ライブ
the shadow of your smile/ほんごさとこ
the shadow of your smile/ジョニー・マンデル/ポール・フランシス・ウェブスター
注目のアーティスト
ETHNIC MINORITY
ほんごさとこ@スモーキーヴォイス
提供:ワイツーファクトリー株式会社
出演:ほんごさとこ(ヴォーカル/MC)、二村希一(ピアノ)、高尾幸宏(ベース)
構成:卵掛御飯 演出:山路隆俊 撮影:九社王次三 照明:白井彩乃 録音:昼田純一
編集:山路禮照 スクリプト:戸益礼子 ミックス:DJ Tommy 仕上げ:東京オフラインセンター
録音助手・映像技術:加藤淳一 撮影協力:銀座Dream 協力:松田敏(ユニバーサルミュージック合同会社)
制作補:昼田純一 プロデューサー:山路隆俊
エグゼクティブ・プロデューサー:サウスフィールド
制作:有限会社ジェイズミュージック 有限会社エフ・オーディエンスネスト
ほんごさとこ@スモーキーヴォイスは
YouTubeの 、Y2FACTORY Inc. ワイツーファクトリーチャンネルでもご覧になれます。

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