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或る日の情景~神田界隈02

神田藪蕎麦
お蕎麦という食べ物はウンチクの多い食べ物で、
コレがまた亡父の得意技でありました。
亡父と一緒にお蕎麦屋さんに入って「カレーうどんか食べたいなぁ~」だなんて云った日ニャ、御池にハマってさぁタイヘン。
亡父のなが〜い、なが~いウンチクが始まってしまいます。
ンまぁ、ソレはソレはウルサくて、ウザッたい親父でありました。
トコロが、なんということでしょう!
今、私がまさにそのウルサくてウザッたいオヤジになってしまったではありませんか!
 
私がお蕎麦を好きになったのは、24、5歳の頃からで、キッカケは故子母沢寛氏の名著『味覚極楽』の1編に、蕎麦行脚の一説があって、ソレを真似してみたくなったことから始まりました。
そこで発見したのが『神田藪蕎麦』。
早速行ってみると、
その趣のある店構え、店内のフンイキ、店員のオバ様たちの客あしらいの良さは見事なものでした。
さらには、店内に響く朗々とした女性の声!
帳場に座る女将が発する「いちばんさぁぁぁぁん、せいろぅ、いちまいぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~」と、
それはまるで競技かるたの読み手が読み上げる歌の上の句を聞いているかのような美声で、その声が厨房からホールに至るまでの仕事の一切をコントロールしているようなのです。
声は続きます。
「さんばんさ~~~~~~ん、おちょうしぃ、にほんんん~~~~~」
ンもう~たまりません!
この声を肴に日本酒を常温で一本、アテはそば味噌に焼き海苔。
調子がいいと天ヌキでもう一本。
ウットリと酔いしれたらせいろう二枚。
だなんて、あああああっウルサイ、ああああっウザイ!

ヨロコビの筍ご飯

ヨロコビの筍ご飯
筍ご飯を作るようになったのは、10年ほど前からでしょうか、 、。
以来食する度に「ああああっ、日本人に生まれてイガッター!」とヨロコビの涙にくれてます。
筍には疲労回復に効果が期待できるチロシンや、塩分を排泄する効果が期待できるカリウムが豊富!しかも食物繊維がいっぱい!
青年の頃は、何故か目もくれなかった筍ご飯。
むむむっ、 後悔先に絶たず 。もっと前から食べていたかった、、。
食材
米3合、筍1本、油揚げ1枚、大根1/4本(あく抜き用)、塩適量(あく抜き用)、水1カップ(あく抜き用に)、 食育水出し3カップ
調味液a_塩小さじ1と1/2、煎り酒大さじ1、酒大さじ1、
作り方
1.下拵えします。米を砥いで、小1時間ザルにあげておいて下さい。 大根は皮のままよく洗って、縦に4等分に切り、大根のおろし汁を作ってください。
筍は先端を斜めにカットし、上部に縦に半分まで切り込みを入れてから、筍の皮をむき、一口大に切ります。
油揚げは軽く炙ってから、細めの小口切りにしておいて下さい。
調味液a_は塩が溶けるまでよく混ぜて下さい。
2.大根のおろし汁、水1カップと全体の量の1%くらいの塩を加えて混ぜて下さい。そこにカットした筍を投入、小1時間漬けます。これで灰汁が抜けます。
3.炊飯器に1で砥いだ米を入れて調味液a_ を投入、食育水出汁を3合の目盛りまで、そして大さじ1の食育水出汁をプラス(美味しくなぁれのオマジナイ) 、ひと混ぜして下さい。
4.筍をザルにあげ、ざっと水洗いし、水気を切って3に投入。さらに小口切りした油揚げを投入して炊飯します。
5.炊きあがったらざっとあえてから蓋を締め、スイッチを切り20~30蒸らして出来上がり!木の芽を添えてお召上がり下さい。
*食育水出汁がない場合はお水でOKです。
*煎り酒がない場合は薄口醤油でOKです。