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或る日の情景~桜

桜2017
東京の桜はすっかり散って、北へ北へと桜の満開が移動しています。
『流れ流れて北の街、こんな私に誰がした。』と、ついつい演歌チックになってしまうのはナゼでせう…。
これでもその昔はツェッペリンがアーだの、コーだの、ドーなのよ!とズイブンと語っていたのですが…。
今年は桜の写真を例年よりも多く撮りました。
未投稿の写真がいくつかあるので掲載します。

いいね!の写真があったら幸いです。

そもそも、
私が桜の美しさに気づいたのは、ニューヨークのセントラルパーク。
こう書くと、さもヒンパンにニューヨークに行っているようですが、後にも先にもこの時一回きり。
バンドの写真集の撮影で訪れました。
「このキレイな花はナニ?」と云って、バンドメンバーをチンモクさせたのは20年以上前のことでした。
今調べてみると、セントラルパークの桜は有名みたいで、ワイルドライフ・コリドーという名所もあるとの由。
『知らぬはオッサンばかりなり』とはこのことです。
ここ数年は私の住む近所の公園や、仕事場近くの目黒川沿いの桜を楽しんでいましたが、今年は病院の遊歩道が加わり、いつもと違った情景を楽しんだ次第です。
今年の桜はこれでオシマイ。
来年はもっといろいろなトコロの桜を楽しんでみたいものです。

或る日の情景~横浜界隈04

横浜公園の花の壁

『壁が好き』と云う女性ヴォーカリストの方と仕事をしたことがあります。
その方は元アイドルで、愛らしい笑顔の方ですが、その彼女が凛とした表情で『壁が好き』とおっしゃるのを聞いたその日から、私の『壁』に対する意識が変わりました。

『壁』は様々な想像を私に与えてくれます。
よく見ると色々な形状や紋様があって、奥深い美を感じます。
歩道に佇む壁、路地裏の両壁、古びたビルの壁、寂れた工場の壁、ンもう、たまりません、、。

私に『壁』の素晴らしさを教えてくれた元アイドルは、そのルックスとは裏腹に、たいへんな気骨の持ち主で、実にオトコマエな女性でした。
彼女は正統派アイドルとしてデビュー、大活躍するも、個性的な言動挙動で、コアなファン層を獲得、やがて所属事務所との契約を解消し、フリーとなって、広報、マネージメント、経理などタレント業における諸業務全般を自らこなす、業界初のインディーズ・アイドルとして多くのファンや、業界人からもリスペクトされている、元祖フリーアイドルと謳われているアーティストです。(後に声優としても名を馳せた彼女は、現在ヨーロッパでも活躍中、マルチアーティストとして絶賛を得てカリスマとなっています。)

事務所やレコード会社がアイドルを乱発していた当時、事務所に所属せず、アイドルが自分で自分をプロデュースするという行いは、並大抵のことではありません。
ブレない気合と根性、心意気、魂。
人として素晴らしい品格をも有する女性アーティスト。
その彼女から教えてもらった『壁』の素晴らしさ。

私は壁の写真を撮るたびに、誇らしく思う今日このごろです。

或る日の情景~大井町界隈04

病院ヘ向かう路…。
ここ数年、母のことやらなんやらで病院に通うことが増えました。
母は要介護5、寝たきりで、認知症。
もはや私のことすら判別できません。
私のことといえば昨年11月に白内障の手術をする事になりました。
シキタリ通り手術前の血液検査というのをしたところ、ンまあ〜デテクル、デテクル池の鯉。
ナントカ値というのがアーで、コーで、ソーですから、ドーやらイケマセンね、ということになって、日帰り眼の手術のハズがアッチの、コッチの、ドッチもの検査で、自身のことでも病院通いというヤツをするハメになってしまいました。
 
母の病院は春日部市、私の病院は大井町。
大井町といえば、ハシゴ酒で通った大好きな街。
トコロが今の私はある検査結果で、お酒をやめるよう薦められてる身分…。
自身初の禁酒生活中で、愛しい繁華街を横目にヒタスラ病院への路を、この冬から春にかけて歩いています。
その路には、新芽が息吹き、緑が映え、梅が咲き、散り、桜が咲き、散り…、様々な風情に出逢う昨今です。
 
今の私には、呑んだくれて歩く路よりも、病院ヘ向かう路のほうがお似合いなのかもしれませんね。