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或る日の情景~門前仲町界隈01

辰巳新道
門前仲町にある深川のお不動様に参拝するようになって随分経ちます。
きっかけは家内で、もっといえば家内のお父様の影響で、それまで不信心だった私ですが、今では毎年かかさず通っています。
 
参拝の帰りにピョッコリ見つけた辰巳新道。深川丼のお店をウロウロ探しているうちに出くわしました。
ひと目見て、『只者ではない』と感じた次第です。
東京メトロ東西線、都営大江戸線の門前仲町駅から徒歩1分程のところにソソと佇む、間口9尺、長さ50mぐらいの路地に30数軒が居並ぶ飲み屋の横丁です。
 
名前の由来は定かで無いらしく、
私の知るところでは『雨の辰巳新道(2012年6月20日)三代目コロムビア・ローズ 』、、。
でも『辰巳芸者』は有名。
辰巳芸者は『粋で人情に厚く、芸は売っても色は売らないを心意気とし、身なりは地味で薄化粧に、当時男のものだった羽織を引っ掛け座敷に上がり、男っぽい喋り方』をされたそうです(出典:東京花柳界情報舎)。
辰巳芸者がこの新道を闊歩していた情景を思い浮かべるだけでワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。
このノスタルジックな路地で、昭和の香り漂うスナックに入り、隣人と肩を並べてカラオケのひとつでも歌う様子が目に浮かびます。一見、入りにくいお店ばかりですが、どの店でも温かく出迎えてくれるはず。さあ、勇気を出して入ってみませんか。

或る日の情景~品川界隈01-天華のコショーそば

天華のコショーそば
2015年4月に閉店した品川「天華」。
品川駅港南口に潜む路地裏のど真ん中にあった名店です。
なんといっても名物『コショーそば』。
コショーがタップリ(ハンパじゃない)と振りかけられた塩ラーメン。
スープは透明でとろみがあり、縮れ麺によく絡みます。
タンメン風でもあり、具は白菜、もやし、しなちく、長ネギ、豚肉、、。
 
おじいさんとおばあさん二人で営むカウンターだけのお店で、
店内を見回すと昭和33年発行の調理師免許証が飾られていました。
私が生まれたのが昭和32年、改めて閉店が悔やまれます。
その閉店の理由はおじいさんの急逝。
聞くところによると亡くなる数日前までお店に立っておられたとか、、。
名物『コショーそば 800円』
ご子息が、
新浦安の本格四川ダイニング『王冠』のランチメニューで、その味を繋いでいるとの由。