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或る日の情景~品川界隈01-天華のコショーそば

天華のコショーそば
2015年4月に閉店した品川「天華」。
品川駅港南口に潜む路地裏のど真ん中にあった名店です。
なんといっても名物『コショーそば』。
コショーがタップリ(ハンパじゃない)と振りかけられた塩ラーメン。
スープは透明でとろみがあり、縮れ麺によく絡みます。
タンメン風でもあり、具は白菜、もやし、しなちく、長ネギ、豚肉、、。
 
おじいさんとおばあさん二人で営むカウンターだけのお店で、
店内を見回すと昭和33年発行の調理師免許証が飾られていました。
私が生まれたのが昭和32年、改めて閉店が悔やまれます。
その閉店の理由はおじいさんの急逝。
聞くところによると亡くなる数日前までお店に立っておられたとか、、。
名物『コショーそば 800円』
ご子息が、
新浦安の本格四川ダイニング『王冠』のランチメニューで、その味を繋いでいるとの由。

或る日の情景~上野界隈01-池の端藪蕎麦

池之端藪蕎麦
 
上野仲町通りにある『池之端藪蕎麦』が2016年閉店していました。
迂闊にも今年になって知った次第です。
アメ横野澤屋で買い物した後、
久しぶりに『蕎麦でもタグルか』といそいそと向かった店先で事の次第を知りました。
蕎麦ギョーカイは乱暴にカテゴリー分けすると、
江戸発祥の『藪』と、大阪の『砂場』、信州の『更科』に分けられ、
私のような東京者には、
馴染みが深い藪蕎麦は『神田藪蕎麦』『並木藪蕎麦』『池之端藪蕎麦』が三大巨頭。
『神田藪蕎麦』は何年か前に火災があってビックリ。
『並木藪蕎麦』は何年か前に改装があってビックリ。
そして『池之端藪蕎麦』が閉店、、。
池之端藪蕎麦
1954年(昭和29年)創業。

或る日の情景~大井町界隈01-肉の前川

肉の前川
 
元々精肉店だった店舗がそのまま立ち呑み屋サンになったかのような風情のお店です。
私はココから立ち呑み屋サンにハマりました。
こちらの常連サンは、メッポー年齢層が高く、初めて訪問した際「ボク…。」だなんて呼ばれて、私は大いに恐縮したことが、ついこの間のことのように思い出されます。
またこちらの従業員の態度の悪さは天下一品!空前絶後!言語道断!
どんなに通ってもニコリともしません。
口の利き方もヒドイものです。
この点、たまに見かけるご主人は、マッタク気にしてらっしゃらないようで、これもこのお店の個性なのだと理解するべきなのでしょう。
 
何年か前に武蔵小山に本店を持つ『晩杯屋』が進出してからは、1軒目は晩杯屋の刺身で酵素を注入、酎ハイ1杯で〆て400円。2軒目が前川のメンチでタンパク質を注入、焼酎お湯割り1杯で〆て330円。最後は立ち呑み中華の臚雷亭(ローライテイ)でエビマヨ、麻婆豆腐、紹興酒でヘベレケ〆て760円というのが得意のコースとなりました。
トータル1490円。
週に一度の贅沢です。