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或る日の情景~青物横丁界隈01

緑の壁
私の住んでいる『青物横丁』に、といっても青物横丁という住所地名は無くて、京急の駅名のことなんですけど、その駅から5分くらい海に向かうと忽然と現れるのがこの緑の壁なんです。
この壁はとある工場の壁面なんですけど、青物横丁には似つかない情景で、とてもフシギな佇まいです。
ナンにせよ、私にとってキガカリなのは、青物横丁って名前です。
その…なんと云いますか…スルドサに欠けるというか…イキでイナセでないとでも申しましょうか…。
「どこに住んでいるの?」「青物横丁!」って答えると、ヒトビトは、笑いをこらえているかのような顔をするのをご存知ですか。
あっ、されてるような気がするのです。
例えば『麻布』とかは偉そうだし、
『白金』とかはお上品だし、
『代官山』とかは御意!って感じだし…、
とにかくはっきりしてるんですね。
ズバっとしてるんです。
けど、アオモノヨコチョウって、ヒビキがその…潔く無いというか…ウケ狙いが外れましたってフンイキがあるというか…。
でも、青物横丁にはタワーレコードの本店があったり(2012年3月に 移転しちゃったけど)、 楽天の本社があったり(2015年8月に移転しちゃったけど)、今は ソニーモバイルコミュニケーションズとソネットがいらっしゃって中々賑わっているのです…。
で、この緑の壁。
東邦地下工機という会社の東京事業所の一角なんだそうです。
ジャスコの前に重々しく現れるその緑の威容は圧巻で、
観るものを圧倒すると共に、緑が導く安心感が満載です。
緑色というのは、風水でいうと(詳しくないけど)安らぎや健康運・才能アップ・安全などの効果が挙げられるとの由。
また緑は自然の象徴であり、私たちヒトビトに癒しと安らぎを与えてくれているわけなんですね。
なにかこう青物横丁の誇りをイッテに引き受けて頑張ってます!って感じてしまうのは私だけでしょうか。

或る日の情景~桜

桜2017
東京の桜はすっかり散って、北へ北へと桜の満開が移動しています。
『流れ流れて北の街、こんな私に誰がした。』と、ついつい演歌チックになってしまうのはナゼでせう…。
これでもその昔はツェッペリンがアーだの、コーだの、ドーなのよ!とズイブンと語っていたのですが…。
今年は桜の写真を例年よりも多く撮りました。
未投稿の写真がいくつかあるので掲載します。

いいね!の写真があったら幸いです。

そもそも、
私が桜の美しさに気づいたのは、ニューヨークのセントラルパーク。
こう書くと、さもヒンパンにニューヨークに行っているようですが、後にも先にもこの時一回きり。
バンドの写真集の撮影で訪れました。
「このキレイな花はナニ?」と云って、バンドメンバーをチンモクさせたのは20年以上前のことでした。
今調べてみると、セントラルパークの桜は有名みたいで、ワイルドライフ・コリドーという名所もあるとの由。
『知らぬはオッサンばかりなり』とはこのことです。
ここ数年は私の住む近所の公園や、仕事場近くの目黒川沿いの桜を楽しんでいましたが、今年は病院の遊歩道が加わり、いつもと違った情景を楽しんだ次第です。
今年の桜はこれでオシマイ。
来年はもっといろいろなトコロの桜を楽しんでみたいものです。

或る日の情景~横浜界隈04

横浜公園の花の壁

『壁が好き』と云う女性ヴォーカリストの方と仕事をしたことがあります。
その方は元アイドルで、愛らしい笑顔の方ですが、その彼女が凛とした表情で『壁が好き』とおっしゃるのを聞いたその日から、私の『壁』に対する意識が変わりました。

『壁』は様々な想像を私に与えてくれます。
よく見ると色々な形状や紋様があって、奥深い美を感じます。
歩道に佇む壁、路地裏の両壁、古びたビルの壁、寂れた工場の壁、ンもう、たまりません、、。

私に『壁』の素晴らしさを教えてくれた元アイドルは、そのルックスとは裏腹に、たいへんな気骨の持ち主で、実にオトコマエな女性でした。
彼女は正統派アイドルとしてデビュー、大活躍するも、個性的な言動挙動で、コアなファン層を獲得、やがて所属事務所との契約を解消し、フリーとなって、広報、マネージメント、経理などタレント業における諸業務全般を自らこなす、業界初のインディーズ・アイドルとして多くのファンや、業界人からもリスペクトされている、元祖フリーアイドルと謳われているアーティストです。(後に声優としても名を馳せた彼女は、現在ヨーロッパでも活躍中、マルチアーティストとして絶賛を得てカリスマとなっています。)

事務所やレコード会社がアイドルを乱発していた当時、事務所に所属せず、アイドルが自分で自分をプロデュースするという行いは、並大抵のことではありません。
ブレない気合と根性、心意気、魂。
人として素晴らしい品格をも有する女性アーティスト。
その彼女から教えてもらった『壁』の素晴らしさ。

私は壁の写真を撮るたびに、誇らしく思う今日このごろです。