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或る日の情景~北品川界隈03

地元のお祭り
6月2日から4日まで地元のお祭りでした。
品川神社例大祭(北の天王祭)。
いやあ〜、盛り上がってます!
お祭りといえば、小学校4年生の頃、千葉の祖母のところに預けられていた私はこの田舎で、初めてお祭りを体験しました。
それ以前の記憶はありません。
その頃、祖母の家には母の妹夫婦がその子供たちと共に同居してい、私はお客さん、それも3等列車扱いだったので、肩身も狭く、お小遣いもなく、以来、東京に越してきてからも、お祭りにはあまりいい思い出がありませんでした。
ソレが中学生の頃になると、お祭りが俄然オモシロクなります。
ナゼかというと、、。
ンまぁ~、お兄さんたちは『粋でイナセな』男ぶり!
お姉さんたちは『小股の切れ上がった』女ぶり!
男子たちのツッぱり合い。
女子たちの可憐な浴衣姿。
ソースせんべいや、ソース焼きそば。
そして夢中になった『かたぬき』、、。
(『かたぬき』はネットで調べたらYahoo!ショッピングで100枚入り¥648で売ってた!)
ひやぁ~、楽しいこと楽しいこと!
で、オヤジになって。
世田谷から東品川に越してきて、出会った『品川神社例大祭』!
コレはもう、千葉の田舎や世田谷のものとは別物で、
公表されているスケジュールを見るだけでも、まるで違います。
6/2(金)宵宮
6/3(土)鈴山車巡行、子ども神輿出御、大人中神輿出御 連合渡御宮入

6/4(日)鈴山車巡行、子ども神輿出御、大人中神輿出御、品川神社神幸祭 階段を担ぎ上げて宮入。

とまぁ、なんと云いますか、長い時間がかかっていて、その時代ごとに大人が真剣に取り組んでいて、神を敬い、崇める日本の『心』が織りなす一大行事なんですね。

私には幸いにも、北品川で生まれ育った古い友人たちがいて、『品川神社例大祭』のいろいろなことを教えてもらっています。
深く感じ入るのは、彼らはシンケンで、スルドク情熱を向けており、私なぞのようなピョッとでの地元モドキ人間は、ヒタスラつつましく、敬意を持って、このお祭りに接するヨロコビを、彼らとともに噛みしめていかねばいけませんね。
これからもここにズーッと住まいたいと思う今日此の頃です。

或る日の情景~旧東海道界隈01

鯨塚の傍らで
私が住むところから歩いて10分ほどでしょうか、八ツ山通り沿いに利田(かがた)神社が鎮座し、その境内に「鯨塚」(品川区指定有形文化財)があります。
八ツ山といえば八ツ山橋、、。
そう、『ゴジラ』が上陸したところです。
1954年公開の初代ゴジラは、太平洋での水爆実験で太古の眠りから目覚め、東京湾から品川に上陸し、北品川駅北側の八ツ山橋を皮切りに、破壊の限りを尽くしていくという設定でした。
そういえば昨年の『シンゴジラ』もオマージュというのでしょうか、この八ツ山橋に出没します。
シンゴジラはよくできている映画で、近所に住むものでも、「おおおっ!」と思わず唸ってしまう風景描写で、そこにゴジラが出没し、破壊してゆくサマは、とてもリアルで、私なんぞはワクワクドキドキ不思議な興奮を覚えたことを今では誇らしく思う今日此の頃です。
その156年前のこと、
寛政10年(1798)5月1日、品川沖に迷い込んだ鯨を漁師さんたちが天王洲の浅瀬に追い込み捕らえたイワユル寛政の鯨事件。
品川宿は大いに賑わい、ときの第11代将軍徳川家斎さんも上覧された由。
捕らえられた鯨はシロナガスクジラ?で、体長が九間一尺 (約16.5m)、高さ六尺八寸(約2.04m)と伝えられています。
このクジラの骨を埋めて、その上に供養碑として建てられたのがコノ鯨塚。
当時は江戸っ子の格好の見世物となり、多くの人が集まったと云われています。
全国には多くの鯨の墓(塚・塔・碑など)が散在しているそうですが、東京に現存する唯一の鯨碑が、この鯨塚なんだそうです。
んんん~、、。
ゴジラの話のほうが面白いと思うのは私だけでしょうか、、。

或る日の情景~船引界隈02

船引町での情景
 
先日船引に行ったとき、筍の水煮を無心しました。
ソレはエイイチぁんの奥様が仕込んだ絶品スグレモノで、随分と無理を言って頂いたものです。
帰京する朝に奥様がわざわざ届けて下さいました。
エイイチぁんという方は、私と同い年の昔ヤンキーの還暦オヤジで、私とは芸風がチョッと違うのですが、メクソハナクソ、類は友を呼ぶ、、、ようするにバカヤロー同士の相思相愛の友人(親戚)です。
その昔、エイイチぁんは『トキワの人間発電所!』(ウソだけど)
私は『チトセフナバシの貴公子!』(コレもウソだけど)と謳われて、
それはモー、ブイブイ云わせたものですが、益々元気なエイイチぁんはともかく私は意気消沈、、。
今では焼跡のサル、炊きたての冷や飯、ゴキブリの脳みそ、、、よーするに意味不明なオヤジになってしまいました。
トコロが帰京する前夜に、私の方がエイイチぁんより10日ほど年長であることが発覚し、大いに我が意を得て、エイイチぁんに「年上のヒトを敬わねばいけませんネ!」と、ややタカビシャな笑顔を振り撒き、上機嫌で奥様に頂いた筍の水煮と炊き込みご飯(コレマタ絶品!)を携えて帰京した次第です。
帰途郡山駅で予約しておいた念願の福豆屋さんの『海苔のりべん』をピックアップ!
このお店で接客するご婦人は、なにからなにまで親切で、かつ誠実を極めており、『あああっ、福島っていいなぁ~』と、しみじみと思う今日此の頃です。
もちろんお弁当も大変美味しくいただきました。