或る日の情景~日本橋人形町03

お誕生日プレゼントは『うぶけや』の毛抜き。
こんど一緒に仕事をする女性ジャズ・ヴォーカリストさんのお誕生日プレゼントを求めに人形町『うぶけや』へ行ってきました。
相変わらず見事な店構えです。
今日は許しを得て店内の様子も撮らせてもらいました。
 
女性ヴォーカリストさんはスモーキー・ヴォイスがヤタラと伝わる、スルドク素敵なヴォーカリストさんです。
聞くところによると、ついこの間まではジャズシーンでブイブイ云わせた『薩摩おごじょ』だったそうな…。
ところが今では、とても穏やかで控えめな『都会』の女性になってしまわれたようです…。
彼女はいつも笑顔でいます。
彼女はいつも聞き上手です。
彼女はいつも良い人です。
むむむっ、
一般ピーポーならば、それでも良いのでしょうが、アーティストなんですから、ソレだけではイケませんね。
「ほんのこてこはやっせん!」(鹿児島弁だけど)(あってないかもしれないけど)
私は彼女に、かつてのように、激しくリードする骨太なヴォーカリストに戻ってイタダキタイと思っている次第なのです。
彼女のお誕生日のプレゼントに老舗『うぶけや』の毛抜きを選んだのには訳があります。
『うぶけや』は毛抜きの品が有名ですが、実はこのお店、包丁や和鋏といった刃物を扱うお店なのです。
で、職人さんも一筋縄ではないのです。
刃物を扱うスルドイ感性が育む手作りの品々は、
静かで美しく、
かつ重厚、
確かな機能性、
フォーマルではなくカジュアルな立ち位置。
見事な佇まいです。
私はこのあたりを彼女に感じてもらいたいがため、『うぶけや』の毛抜きを選びました。
というのも、
この佇まい、
コレからの女性ジャズヴォーカリストのあるべきアーティストイメージではないかと思うのです。
静かで美しく、
(アイドルじゃないんだから)
かつ重厚、
(大人なんだから)
確かな機能性、
(歌はウマイぞ!)
フォーマルではなくカジュアルな立ち位置。
(ジャズシンガーって社交ダンスに通ずるフォーマルファッションの人が多いけれどいかがなものか?)
そんなことをプレゼントを渡す際に語ろうと思っていたのですが、数カ月ぶりの酒肴にハゲシク酔っ払ってしまい言いそびれてしまいました。
私たちスタッフは、まずアーティストにたいして、イメージをわかせるのが仕事です。
次にアーティストイメージを構築します。
アーティストイメージはエンドユーザーに届けるわけですから重要な仕事です。
この仕事はアーティストと共に、協議に協議を重ねてアーティストイメージとします。
私と女性ジャズヴォーカリストさんは、今まさにこの仕事中なのです。
サッ、これから約1年。
頑張りましょうね。
ほんごさとこサン。
HONGO SATOKO 〜ほんごさとこ
鹿児島県出身7月13日生まれ
OLとして働きながら、スタジコーラスの仕事を始める。スタジオミュージシャンにJazzを勧められJazzボーカルに興味を持ち、あっ!という間にJazzの世界へ。
1996年からヨーコサイクスに師事
1998年日本Jazzボーカル大賞「新人賞」受賞
数々のアーティストの作品に参加、作品提供などライブ以外でも活動中。また海外でもYa!Voicesのメンバーとしてウルサンワールドミュージックフェスティバルなど出演。
横浜。東京を中心に活動中。
BarBarBar音楽院講師。いわきエトワール音楽教室講師。

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