或る日の情景~銀座界隈02

二葉鮨
東京で屈指の格式と伝統を有する老舗のお寿司屋さんです。
見事な佇まいです。
昔のお寿司屋さんは屋台だったことを物語るかのように、このお店の外壁には屋台があしらわれています。
あああっ、いやん。私ったらもうイッテしまいそう……。
入店するには勇気が入ります。
なんてたって銀座だし、、。
しかも開店は明治十年というから創業140年!安いお店である訳がありません。
ので、ランチタイムに入店しました。
入るとすぐに目に入るカウンターは、長さ4~5メートルはあろうかという緩く湾曲したヒノキの一枚板!?
湾曲したヒノキの1枚板というのはメッタにあるものではありません。
私は初めてみました。
むむむっ、コレは只者ではない。
ので、調べてみました。
この『二葉鮨』は両国『與兵衛ずし』、千住『みやこ』と並んで『江戸前鮨三大開祖』に挙げられているんだそうな、、。
そのなかでも唯一、今日まで続いているのがこの『二葉鮨』との由。
雑誌などにあまり登場することもなく、知る人ぞ知るお寿司屋さんと云われているみたいです。
ほんとに只者ではないのですね。
聞くところによるとその昔、東京に寿司職人の元締めが2人いて、その1人がこの『二葉鮨』の2代目の親方だったそうな。
一説には80人前後の職人を抱え、今日の江戸前寿司の隆盛を作った功労者とも、、。
またこの人がいなかったらここまで江戸前の握りが盛上がることはなかったのではないかとさえ云われてるんだそうです。
ちなみに当代のご主人は5代目だそうです。
昨今のタカ~イお寿司屋さんにはスター気取り、達人気取りのバカヤローが多くて閉口ですが、こちらのご主人は見るからに職人さん!
この格式と伝統をしてヒタスラ謙虚!
キザなところはミジンもありません。
見事な佇まいの方です。
頂いたのは名物『ばらちらし』。
赤酢と塩だけで砂糖を使わない江戸伝統のシャリはウマイ!うまい!美味い!
他のお客さんに供する握りをガンミしちゃいましたが、握り方は王道の本手返し!
お寿司の握り方には本手返しと小手返しなどがありますが、本手返しが本来の技で、それを省略したのが小手返し。
『二葉鮨』では頑固に本手返しにこだわってい、また捨てシャリもしない。
ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、このあたりは『粋でイナセな職人気質』職人の技術レベルが違うのであります。
カッコイイなぁ~。素敵だなぁ~。
あああっ、この稿を書いてたらお寿司が食べたくなっちゃいました、、。
そうだ今夜は『スシロー』の創業祭第2弾倍トロ100円+税を食べに行こう!と思う今日此の頃の還暦のオヤジです。

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