或る日の情景~猫09

お蝶の乙女心
我が家で初めての家族、ソレがお蝶チャンでした。
綺麗でフワフワ、モフモフ(って云う言い表し方、当時はなかったなぁ〜…)!待望の猫でした。
しばらくの間は、お蝶チャンだけの1頭飼いでしたので、お蝶チャンは私共夫婦の視線と意識を一身に浴びて、シアワセな暮らしをしていたのです。
ところが例の『ケツの穴事件』(詳しくは、或る日の情景〜猫02 反撃のお蝶 http://tamagokakegohan.click/essay-scene-of-one-day-cat02/)がボッパツして、我が家には2頭目の以蔵クンがやってきたのです。
その頃からお蝶チャンの様子が変わります、、。
 
綺麗でフワフワ、モフモフ。
まるで王家のお姫様のような佇まいだったお蝶チャン。
彼女の乙女の時代は、美しく、ツンデレで、宝石のように輝いていたのに、、。
ソレがだんだんフツーになってゆきます。
我が家に家族が増えるたびに、、。
まず我が家にやってきたのは以蔵クン。
彼は『漆黒のお人好し!』と謳われた天然系おとぼけキャッツで、彼が動くトコロ絶えず大爆笑です。
一躍我が家の人気者になりました。
お蝶チャンは、ブータレて距離を置くようになり、遠くからジッと見つめてばかりいましたが、他意のない以蔵クンと次第に馴染んできて、私達の和に入るようになりました。
そう、ここまでは良かったのです。
それは突然やってきました。
『ブラウンマッカレルタビーの破壊王!』後に、
『北品川の心肺機能!』と謳われたこきちクンの登場です。
コヤツが来てからは、もうイケマセン。
以蔵クンは早々に白旗を上げましたが、お蝶チャンは屈することなく、こきちクンと果敢に戦いました。
ところがソノ代償に、彼女の美貌は失われていったのです。
私はドーすることもできませんでした、、。
こきちクンの悪行三昧に右往左往する私を、ソレを見ていたお蝶チャンの乙女心にはどう映っていたのでしょうか、、。
きっと『情けないオトコ・・・フン!』と、思っていたでしょうね、、。
ハァ~切ない、、。と、ますます思う今日此の頃です。

コメントを残す