或る日の情景~猫02

反撃のお蝶

メスのチンチラシルバー。
小柄でツンデレ、フワフワでモフモフ。
その名は名著『エースをねらえ!』の 竜崎麗香(通称お蝶夫人)からとりました。
写真は6〜7歳の頃。とても美しい猫でしたが、残念なことに、私のことが大嫌いな猫でした。
こきちクンが逝ってしまった同じ年の9月に、静かに逝ってしまいました。
まだ12歳でした。
彼女が私を嫌いなのは、私のバレーボール部で鍛えた大声と、酔っぱらうと抱きつく習性だったようです。
いかんせん我が家には、ウカツに抱きつくとヒジョーにキケンなこきちクンがいらっしゃって、私としては小柄で華奢でフワフワでモフモフなお蝶チャンがココチ良く安全なので、もっぱら抱っこはお蝶チャンだったのです。
が、私の度重なる悪行三昧に、とうとう彼女は『カンニン袋の緒が切れて』静かな反撃に出ました。
それは、、。
深夜、寝室で寝ている私の胸にソっとシノビより、こともあろうにケツの穴を私の口元に寄せて寝るようになったのです。
うたた寝のときはやりません。
熟睡しているときにだけやるのです。
ですので、目覚めると、まず彼女のケツの穴が見えるワケです。
ようするに、フト目覚めると、ネコのケツの穴が目の前にあるンですね。
これはイケません。
たまぁ〜にクサイときだってあるんです。
そんなときはタマリません。
家内に苦情を申し立てたトコロ「仕方がないでしょ、お蝶はあなたが嫌いなんだから。」とニベもありません。
いたしかたなく私は『猫は寝室立入禁止』を発令!
当然家内は反発しましたが、強権発動し実現に至りました。
これによって私の安眠は保たれたわけですが、
こうして思い返してみると、
今は亡きお蝶チャンのツンデレでありながら、フワフワでモフモフの彼女が愛おしく、ケツの穴ぐらいでワーギャー云う自分があまりに小さくてアサマしく、、。
我ながらザンネンな男であると嫌悪を抱く今日このごろです。

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