或る日の情景~北品川界隈01

北品川界隈01
 
ココは私の地元で…だなんて云うと、生まれも育ちも北品川の古い友人に怒られてしまいます。
私がココに住みついたのはホンの10数年前のことで、北品川の隣町、東品川に世田谷から越してきました。
旧東海道に接するこの界隈は、古き良き時代の情景に溢れており、地元の人達は、いわゆる『品川っ子』で、モノの本によると『負けず嫌いでへそ曲がりの頑固者』とのこと。
私が思うところでは、裏表がなく、人当たりはキツイがお人好し。馴染めば愉快なヒトビトです。
世田谷から越してきたばかりの頃、商店街の真ん中で、おじいさんとおばあさんがギャーギャー云って喧嘩をしているのに遭遇し、そのやりとりの可笑しさに、私はイッペンでこの街が大好きになってしまいました。
また旧東海道沿いには老舗の名店が点在しています。なかでも素晴らしいのが『丸屋履物店』。慶応元年創業の店先には、今でも五代目、六代目のご主人たちがその職人技で我々を魅了しています。
この街から出た著名人には、歌手の島倉千代子サンや、元・宝塚歌劇団月組の真琴つばさサンがいらっしゃって、前出の古い友人によると、島倉千代子サンはこの街のスイング・ジャズバンドの専属ヴォーカリスト出身で、ジャズを歌わせたらウンヌンカンヌンと語っておりました。

コメントを残す